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『モノ』が簡単に売れなくなってきた時代

セールスプロモーションの重要性

セールスプロモーションの重要性は、時代とともに各企業が年間にかける予算を見ても如実に分かるようになってきました。バブル全盛期までは、マスメディアだけに大きな予算配分をしていた企業も、改めてセールスプロモーション全体を見つめなおす事で予算のウエイト付けをしながら販促活動を行うようになってきました。『モノ』が簡単に売れなくなってきた時代だからこそ、その重要性が際立ってきたのではないでしょうか。さらに時代は情報産業が躍進していく中で、Webを使用した商品販売や、Web・携帯をからめた店頭プロモーションも活発化しています。チャネルも業種・業態別になった大型量販店が増え、その大型量販店では、価格競争が活発化しています。消費者は、Webで商品機能を情報収集し、店頭での価格プロモーションによる銘柄決定の合理性に乗じている傾向があります。しかしながら、大型家電量販店などでは商品機能の説明をする店員の数がさらに増えています、これは消費者が価格のみではない、売場に最終の情報提供してくれる場として購買決定を委ねている傾向にあるのです。モノの売り方・買い方が大きく変化していく中でより一層、『売場』を見つめなおす機会が訪れています。

消費者ニーズを理解しターゲットを攻略

的確にユーザーを捕えたメディアをプラス

顧客化状況図

トライアル促進 or リピート促進

消費者のニーズは目まぐるしく変わっていきます。消費者ニーズを理解するにあたり、基本課題として、『トライアル購入』の促進・『継続購入』の促進なのかを判断し、ブランドの『顧客化状況』進展の実態から検討します。『カテゴリー未購入者』や『他ブランド購入者』からのブランド購入の促進に、より大きな市場機会がある状況か、あるいは『継続購入』に問題があるのかを判断しターゲットを攻略していきます。

商品のウエイトバランスを考え、メディアから最大限の可能性を引き出す

ウエイトバランス図

セールスプロモーション戦略を企画する上で、下記の戦術企画1〜7までのメディアが基本戦術として必要です。我々は、セールスプロモーションデザインを行っていく上で、得意とする『店頭売場で訴求するメディア』を中心に、様々なメディアの中から費用効率を考えた予算配分で、最適なメディアをふまえ、またそれをウエイトに合わせて、ブランドの選好促進が有効な商品か、ブランドの選択促進が有効な商品かを考慮した上で戦略を立案し、プロモーションにおけるツールのデザインに取り組んでいます。

セールスプロモーション活動とは、購買を動機づける展開の事です。購買に至る過程ではなく、「購買行動の促進」を目的とする展開です。店舗外での広告展開による「ブランド選好」と店舗内での広告展開による「ブランド選択」とを、統合的に扱う体系を必要とし、消費者が最終的に店内での銘柄決定をしていきます。

主な7つの戦術企画メディア [クリックすると詳細表示]

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